ジャン=ピエール・ジュネの次回作は「パイの物語」

http://hamchu.exblog.jp/2386713/
(「見てから読む?映画の原作」の記事です)

とのことで、ぼくは原作知らないのでamazonの内容紹介を読んでみました。以下に抜粋。

1977年7月2日。インドのマドラスからカナダのモントリオールへと出航した日本の貨物船ツシマ丸は太平洋上で嵐に巻き込まれ、あえなく沈没した。たった一艘しかない救命ボートに乗り助かったのは、動物たちをつれカナダへ移住する途中だったインドの動物園経営者の息子パイ・パテル16歳。ほかには後足を骨折したシマウマ、オラウータン、ハイエナ、そしてこの世で最も美しく危険な獣・・ベンガルトラのリチャード・パーカーが一緒だった。広大な海洋にぽつりと浮かぶ命の舟。残されたのはわずかな非常食と水。こうして1人と4頭の凄絶なサバイバル漂流が始まった…。生き残るのは誰か?そして待つ衝撃のラストシーン!!文学史上類を見ない出色の冒険小説。

…なんとなく短編向きな内容にも思えるし、登場「人物」も少ないような。動物はCGか擬人化してしまうのか。ということでこれは1本の映画になりうるんだろうか。でもおもしろそうな話だなあ。
さあ、はたしてこれをどうジュネタッチで料理してくれるのか、期待は高まるばかり。

あと、荒木飛呂彦の短編「ドルチ 〜ダイ・ハード・ザ・キャット」を思い出した。元ネタなのか!?なら「パイの物語」の衝撃のラストというのはひょっとして…とか思ったり。というわけで読みたくなった。

◆「パイの物語」ヤンマーテル(asin:4812415330
パイの物語

◆「死刑執行中脱獄進行中荒木飛呂彦asin:408782537X
死刑執行中 脱獄進行中 (愛蔵版コミックス)
ドルチ〜収録
タイトルの短編はシュヴァンクマイエルが好きな人にもオススメ